2025.05.21
Canva

先日、うちの小学4年生の子供が学校支給のパソコンを操作していたので何気なくのぞいてみると「Canva」というグラフィックソフトの無料版を使用していました。話を聞くと担任の先生に教えてもらって、それから気にいって使い始めているとのこと。自分自身もようやく最近「Canva」を使えるようにならないとなぁ・・、と思っていたので、小4の子供が自分よりも先に使いこなしていることに衝撃をうけました。

最近はプレゼンテーションツールとして使用している人もかなり増えてきましたし、web広告のバナーデザイン作成などでもよく見かけるようになった「Canva」はオーストラリア発のオンラインサービスで、現在90カ国以上で利用されており月間アクティブユーザー数は2億3,000万人とのこと。一番の特長は、プロのデザイナーが作成したクオリティの高いデザインテンプレートが豊富に揃っており、それが無料で(もちろん有料版の方がテンプレも機能も充実しています)使えるところでしょうか。確かに、学校の先生は制作物も多いでしょうから、重宝するのも納得です。

いろいろ調べてみると「Canva教育フェス2025春」(4/6開催終了)なるオンラインイベントも開催されていて、昨夏は4000人もの人が参加する大人気イベントだったようです。内容としては教育とCanvaの可能性を語るセミナーや、小学校・特別支援学校・中学校・高等学校での活用事例発表、公式クリエイターによる最新機能紹介ワークショップなどがあったようです。学校や幼稚園の先生の時間外労働も問題になっていますが、「Canva」をうまく利用することで生産性の向上・残業時間の削減も実現できそうですよね。

その「Canva」から新たな機能がリリースされると先日発表があったようです。新しい機能としては、デザインに富んだスプレッドシートを作成できる「Canvaスプレッドシート」、数クリックでデータをグラフに変換できる「マジックグラフ」、必要なコンテンツを一括作成できる「マジックスタジオ一括編集」、デザインやテキスト、画像を瞬時に生成できる「Canva AI」、テキストの指示で図表やイラストなどを作成する「Canvaコーディング」などなど。個人的には「マジックグラフ」と「Canva AI」が凄く気になります。ChatGPTでも画像生成はできますが、「Canva」が作成する画像生成ということでクオリティーに期待してしまいますよね。

自分自身資料を作成する際にはMicrosoftの「パワーポイント」で資料を作成することが多かったのですが、この機会に新しい機能をつかいこなしながら「Canva」で作成できるよう取り組んでいこうと思います。