こんにちは!岩崎です。 私の前回の投稿の続きで突然の質問です。 今回はこのタイトルの「65歳まで生きる確立」をお教えするわけではありません。 アメリカのある大学で行われた研究結果をお伝えします。 質問①:あなたが65歳まで生きる確率は何%だと思いますか? 質問②:あなたが65歳までに亡くなってしまう確率は何%だと思いますか? 言い方を変えていますが、意味は同じです。 この質問を同じように年齢を変えて55歳、65歳、75歳、85歳についても聞きました。 この結果をもとに、自己申請の平均寿命を数値化したところ、質問①の方が質問②より10年ほど長くなっていました。 言い方を変えるだけで10年も差がついてしまったんですね。 質問①は「生きる」というポジティブなワードが使われ、質問②は「亡くなる」というネガティブなワードが使われています。 このように同じ内容でも表現内容がポジティブかネガティブかによって受け手の行動が変わるという理論を【フレーミング効果】と言います。 上記の質問①②は自分の人生設計や老後資金、貯蓄等を考えるうえで大事な意思決定を考える大切な質問ですが、フレーミング効果が表れてしまいます。
フレーミング効果は様々な場面で接することができます。 例えばあなたが牛肉を買いに行ったとき、どちらを選びますか? A:「赤身75%」と表示された肉 B:「脂質25%」と表示された肉 いかがですか? Aは脂が少なそうでおいしそうで、品質が高そうだと思い、Bはその逆なんじゃないでしょうか。
1つの商品・サービスは見る視点や表現の仕方によってポジティブにも表現できるし、ネガティブにも表現することができます。 思わず購買客やサービス利用者がつい行動したくなるような導線を、私たちはこのような行動経済学をもとに設計いたします。
まずはしっかりとしたお客様のヒアリング、さらにはお客様のお客様の声をしっかり吸い上げた上で顧客戦略を設計し、コミュニケーションプランをご提案いたします。 現状のマーケティング戦略に不満や不安、お困りごとのある方はお気軽に当社までお問い合わせください。